モノ(職場)

薬剤師が勝ち組になるには〇〇が絶対に必要!

こんな方へ
  • 薬剤師として働いているけど、とても勝ち組とは思えない…
  • どうすれば勝ち組になれる?

薬剤師として働く方が、とても勝ち組になれるなんて思えない…というケースは多いです。

実際、私も薬剤師として働きだした頃は「学費高いし仕事大変だし、薬剤師なんて負け組だ」と思っていました。しかし、働く年数を重ねるうちに、あるモノを手に入れれば勝ち組だなと思うようになりました。

そこでこの記事では、薬剤師が勝ち組になるために絶対に必要な「職場の力」について解説します。

この記事を読めば、薬剤師のあなたが勝ち組になるために「職場の力」が必要な理由と、さらに勝ち組になる方法が分かります。

「職場の力」を手に入れ、勝ち組の薬剤師になりましょう!

薬剤師が勝ち組になる 4つ条件

勝ち組の定義は人によって違うかもしれませんが…
薬剤師に限らず一般的に勝ち組とされる4つの条件を紹介したあとに、それぞれの条件に対する薬剤師の特徴を解説します。

勝ち組になる条件
  1. 年収
  2. 収入の安定性
  3. 労働時間
  4. 人間関係

薬剤師が勝ち組になる条件1:年収

薬剤師の年収を、性別・年齢別に全国平均と比較します。

(厚生労働省:「平成30年賃金構造基本統計調査」より引用)

男性薬剤師の特徴

  • 全体でみると全国平均と大きく変わらない
  • 20~40代半ばまでは平均以上をキープ
  • 40代半ば~60歳まで全国平均に劣る
  • 60歳以降は全国平均より上回る

まとめ:全国平均と大きく差はないが、年齢制限なく長く働ける

女性薬剤師の特徴

  • 全年齢で全国平均を大きく上回る!
  • 年齢による年収アップは男性より少ないが、全国平均よりは大きく上昇

まとめ:女性薬剤師は最強!

薬剤師が勝ち組になる条件2:安定性

薬剤師の就職先は、調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬企業、研究など多岐にわたります。就職先の多くを占めるのは調剤薬局であり、店舗数はコンビニより多く存在します。

不況にも強い医療業界であり、「手に職」でどこでも働けるというメリットから抜群の安定性を誇ります。

薬剤師が勝ち組になる条件3:労働時間

労働時間は就職する職種によって様々です。一般的に病院や製薬企業は残業が多いとされています。

調剤薬局やドラッグストアは営業時間が長いので、早番・遅番など時間で区切られて交代となるため、意外と残業が発生しにくいです。

やくごろう

ただし、在宅医療業界や管理薬剤師業務は残業が少し多いようです…。

勝ち組薬剤師になるためには、ワークライフバランスはとても重要です。プライベートや家庭と両立できる職場を選ぶことが重要です。

薬剤師が勝ち組になる条件4:人間関係

調剤薬局や病院は女性薬剤師が多く活躍する職場であるため、「女性社会」とよく言われます。また、一店舗(病院)あたりの人数は企業に比べ少ないため、逃げ場のない濃い人間関係の中に身を置くことになります。

雰囲気が合えば勝ち組、合わなければ負け組になるでしょう。

体調不良や人生のやる気…、人間関係のストレスで大切なものを失った人をたくさん見てきました。勝ち組になるためには、人間関係は絶対に必要な条件です!

薬剤師が勝ち組である理由:負けない安定>大きく勝つ力

正社員として働く場合、年収は一般企業と多く変わらないため、タワマンや高級車を買えるような「大きく勝つ」ことは正直難しいでしょう。
しかし、景気に左右されず、引っ越しても働ける安定性が大きな特徴です。

転職が盛んな業種でもあり、労働時間や人間関係が合わない場合は転職することで負け組になるのを避けることができます。

勝ち組みになる4つの条件は「職場の力」で手に入れる

勝ち組になる4つの条件は、全て職場に依存します。いかに「職場の力」が高い職場で働けるかが、勝ち組になるか負け組になるかを決める要因です。

一般企業であれば転職のハードルは高いですが、抜群の安定感をもつ薬剤師は転職が盛んな業種です。何かを我慢して犠牲にするようなら、早めに「職場の力」が高い職場を見つける方がいいでしょう。

もう少し勝ち組になるのは無理?

やくごろう

高い学費で6年間も大学に行ったのに…普通のサラリーマンと同じ?

という疑問の声がよくあるのも事実です。

普通の病院薬剤師であるやくごろうは、一般企業へ勤める家庭よりも勝ち組だと思っています。
その理由を次に説明します。

薬剤師がさらに勝ち組になる「ダブルインカム」

年収の全国平均との比較では、

  • 男性薬剤師:キャリア終盤での強さ
  • 女性薬剤師:全年齢での強さ

が特徴です。

普通の薬剤師がさらに勝ち組になるには、薬剤師×2の「ダブルインカム」が最強です。

もう一度、平均年収の性別・年齢別のグラフを振り返ります。

(厚生労働省:「平成30年賃金構造基本統計調査」より引用)

平均的な世帯年収は、

  • 30歳夫婦:世帯年収1100万円
  • 45歳ピーク時:世帯年収1250万円
  • 65歳(一般的な定年後):950万円

となり、収入の安定性も考慮すると「勝ち組」と自信をもって言えます。

やはり、薬剤師の妻は最強ですね。
(私は妻に頭が上がりません。)

薬剤師の妻が収入面で最強な理由は、

・他の職業にないママさんの正社員「復帰率」で収入を維持できる

です。

ママさんにとっても「職場の力」は必須であり、4つの条件に加えて

  • 育休後復帰の受け入れやすさ
  • 通勤時間

も重要項目になります。

>>>「薬剤師の嫁」は最強!調剤薬局で働く妻をもつ薬剤師が解説

ただし、病院、調剤薬局は収入がなかなか伸びないですね…

ママが安定性を持つのであれば、パパは「スキルアップの力」で昇給と、将来70歳を超えても長く働くことを目指しましょう。

まとめ:職場の力で薬剤師は勝ち組になる

まとめ
  • 薬剤師が勝ち組みになる4つの条件のうち、最も強いのは「安定性」
  • 薬剤師の特徴である「安定性」を活かして勝ち組になる「職場の力」を手に入れる
  • 薬剤師×2のダブルインカムは、より勝ち組みになれる

特に、ママさんは「職場の力」は早めに手に入れておくことが重要です。

やくごろう

職場を変えてすぐに産休は取りづらいですね。

やくごろうの妻が転職した体験談は別の記事でまとめています。
>>>病院薬剤師の妻が薬局へ転職!成功した職場の選び方

  • 今の職場が本当にいい職場なのか…?
  • 今のうちに転職した方がいいのか悩む
  • 今転職したら給料はどう変わる?

こんな悩みを持つ方は、まずは「自分の市場価値」を確かめてみることをおすすめします。

私も実際にやってみて、簡単に無料でできました。

やくごろうが「自分の市場価値」を診断した結果は別の記事で詳しくまとめています。
>>>【リスクなし】薬剤師が自分の市場価値を診断するたった1つの方法

病院薬剤師が年収を上げるには、職場選びが重要です。

このサイトでは、病院薬剤師が年収をあと150万円あげる3つの力について解説しています!
3つの力のうち、本当に知っておいてほしい「職場」の力について現役病院薬剤師やくごろうがまとめています。